銀行でも販売される保険とその評判 | 現役FPたくやの日本一わかりやすい生命保険の選び方

銀行でも販売される保険とその評判

銀行でも保険を販売する時代

“保険は保険会社から”

と言う時代ではなくなったのかもしれません。昔ながらのセールスレディからの保険加入の他に、今ではネットからの加入も増えてきています。そして、定年を迎えたサラリーマンを中心に販売を拡げているのが『銀行窓販』と呼ばれる銀行で加入する生命保険です。

それまで普通預金や定期預金を預けていた“いつもの銀行”に退職金が振り込まれると、「待ってました!」とばかりに銀行からある提案がされます。

「せっかくの退職金、少しでも殖やしませんか?しかもローリスクで」

この「ローリスク」と言う言葉がポイントです。それまで必死に働いてきてやっと手に入れた退職金ですから、いくら殖えると言ってもリスクが高い株や投資信託などの金融商品に預けようとは思いませんよね?銀行では「10年据え置いてもらえれば、1000万円が1050万円になりますよ」と言うようなセールストークがされます。
ほとんどの人が退職金を急には使わずに、「取り敢えず貯金をしようか」と考えます。そして、「どうせ貯金するなら少しでも殖えたほうがいい」と言う流れになるんです。これには一時払い終身保険や一時払い個人年金と言う生命保険が使われるケースが多く見られます。

銀行窓販が抱える問題

実はこの銀行窓販に関して、最近多くのトラブルが寄せられています。

「預金のつもりだったのに、保険に加入したつもりはない!」
「解約しようとしたら元本が減ると言われた!」
「解約に手数料がかかるなんて聞いていない!」

2012年に国民生活センターが発表した「銀行窓販で勧誘された一時払い終身保険に関するトラブル」によると、07年まで2~3件だった相談件数が、11年には99件と急増しています。ここで一つ付け加えたいのは、一時払い終身保険や一時払い個人年金は悪い商品ではないと言う事です。問題は売り手側(銀行)にあります。

そもそも、これらの商品を販売する際には一定期間経過しないと元本を上回らないと言う事や、解約に手数料がかかる事を丁寧に説明する義務があります。しかも定年を迎えた年齢と言う事も踏まえて、より丁寧に説明をする必要があります。

銀行側にとっては比較的簡単に販売出来る商品であり、尚且つ販売によって得る手数料は少なくありませんので説明が疎かになる傾向があるようです。もっと根本的な原因を追及するとすれば、銀行は保険を取り扱っていても“保険のプロではない”と言う事です。もちろん、販売資格を取得し研修なども受けているとは思いますが、根本的な質の部分で今以上に顧客目線に立つ事が必要だと考えます。

同じ保険でも銀行のほうが利率は低い!?

「保険会社も銀行も同じ商品を扱っているんなら、わざわざ保険屋を呼ばなくてもここ(銀行)で加入するか」

と考える事は特別おかしい事ではありません。しかし、実は生命保険を銀行窓販で加入する場合、保険会社や代理店で加入する場合と比べて利率が低い(お金が殖えない)場合があります。

同じ保険会社の商品でも、銀行窓販で加入する場合には手続きが簡素化されていたり、健康告知が簡単だったりする場合があります。このような場合、死亡リスクの高い人も契約出来る可能性も高まるため、保険会社は高めに保険料を設定している(予定利率を下げる)場合があります。

保険料が高くなれば、貯蓄性も低くなりますので、同じ商品を保険会社や代理店で加入する場合と比べて損をする可能性がありますので注意が必要です。
もし、自分では判断がつかない場合は、いくつかの銀行や保険代理店をまわって相談してみる事をお勧めします。

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