医療保険は終身で掛け捨て?それとも貯金?(完結編)

前回の医療保険は終身で掛け捨て?それとも貯金?(第1部)の続きをお伝えします。

タイプ別の医療保険の選び方

性別や年齢などで医療保険をどう選べばいいのかを簡単にまとめてみたいと思います。

子どもの医療保険の考え方

地域ごとに変わりますが、一般的には子ども医療費助成制度(15歳までが多い)が利用出来れば健康保険の適用範囲内であれば医療費は無料ですので、民間の医療保険は必要ありません。健康保険の適用外の治療を心配するのであれば、子ども共済などでカバーするのも手でしょう。

独身男性の医療保険の考え方

学生の時であれば、部活動などでのケガの心配があれば傷害保険なども検討してみてはいかがでしょうか。また、両親の経済的な余裕があれば民間の医療保険を検討してもいいとは思いますが、一般的には社会人になってから検討しても遅くはないのでは。
社会人になって仕事にも慣れてきたら保険の検討を始めてもいいかもしれません。新社会人に保険は必要?でもお伝えしていますので、詳しくはそちらをご覧ください。

独身女性の医療保険の考え方

独身女性も男性同様に、最低限の掛け捨てで終身タイプの医療保険を検討すれば良いでしょう(日額5,000円から10,000円)。
女性特有の病気を心配する声もありますが、女性疾病特約などを付加しなくても一般的な医療保険であれば女性疾病も妊娠・出産にともなうトラブルにも対応出来ますので、必要以上に保険料を支払う必要はありません。ただし、妊娠・出産を機に医療保険への加入が出来なくなる人もいる事から、出来れば独身の時に医療保険には加入しておく事をお勧めします。
帝王切開や切迫早産などで給付金を受け取った人は医療保険に加入していて良かったと実感している人も多いのではないでしょうか。

結婚後の医療保険の考え方

独身時代に終身タイプの医療保険に加入をしていた場合は、特に見直す必要はないでしょう。
子どもがいる家庭などでは、育児にお金がかかる期間だと思います。なかなか貯金も殖えないかもしれません。そうした中で病気やケガになってしまった場合、資産(預貯金)を減らさないためにも掛け捨てで保険料の安い医療保険やがん保険に加入をしておく事をお勧めします。
ただし、保険料の安い共済などを気が付けば2本3本と加入してしまうケースもありますので、いくら安いからと言っても余分に加入していれば“塵も積もれば”です。気をつけましょう。

女性も男性も日額5,000円から10,000円の終身タイプの医療保険(掛け捨て)で一番保険料の安い保険会社を選べば間違いはないでしょう。ただし、何度も言っていますが預貯金がたくさんある人には医療保険は必要ありません。

60歳以降の医療保険の考え方

この年代になると、まだまだ元気な人もいれば、少しずつ身体に変化が出てきた人もいるかもしれません。
そう言った中で、60歳以降の人にとって医療保険は自分の身体を守るためには色々と検討する必要のある事なのかもしれません。
年齢を重ねれば重ねるほど心臓や脳、がんのリスクは高まります。これらのリスクを保険でカバーするためには色々な工夫をする必要があります。なぜなら、この年代で保険を検討しようとすると保険料が高くなるからです。

大前提ですが、余裕資金として預貯金などの資産が豊富にあれば問題ありません。無理して医療保険に加入する事はないでしょう。重い病気になっても経済的に困る事もないと思います。
ただし、あまり経済的に余裕がないようでしたら保険を検討しなければいけないでしょう。しかし、若い人と同じようにプランニングをすると保険料は簡単に10,000円を超えてしまうでしょう。そこは、色々な工夫が必要です。

保障期間を終身にこだわらず、定期タイプをうまく使うのもひとつです。
ある保険会社で65歳女性が日額5,000円の終身医療保険に加入すると月々の保険料は4,150円ですが、75歳までの10年間の医療保険ですと2,850円です。

また、保障内容を絞ると言う方法もあります。
全ての病気やケガに備えるのではなく、高齢になればなるほどリスクが増えると言われる「がん」のみを対象とするがん保険を検討するならば、毎月2,083円で加入出来る保険会社もあります。

どうでしょう、タイプ別に医療保険の考え方をまとめてみましたが、あなたの医療保険選びの参考になったでしょうか。それでも人は千差万別ですから、これらのタイプ以外の人もいるかもしれません。
環境や考え方をしっかりと反映させるためにも、困ったら保険のプロに相談をしてみましょう。

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